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2015年度10月-12月、ニュース

   
   

海原お浜さん、92歳で死去。

上方の女性漫才コンビ「海原お浜・小浜」として活躍した海原小浜(うなばら・こはま、本名田中桃江=たなか・ももえ)さんが24日に死去したことが28日分かった。92歳とみられる。岡山県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 戦時中、叔母のお浜さん(1994年に死去)とコンビを結成。当時の女性漫才は、楽器を持って歌うのが主流だったが、しゃべくり漫才一本で勝負して徐々に頭角を現した。自在な話術が持ち味で、上方漫才大賞や上方お笑い大賞を受賞した。

 「今いくよ・くるよ」ら後に続いた女性コンビに大きな影響を与えた。弟子として、「海原千里(現・上沼恵美子さん)・万里」や「海原さおり・しおり」らを育てた。姉妹コンビ「海原やすよ ともこ」は孫。

 お浜さんが病気のため78年に引退して以降は、1人でテレビの司会やラジオのパーソナリティーをこなした。 (2015.12.29)

   

今年の医療界の「顔」は?

 順位 人物 
 1位 安倍晋三 氏
内閣総理大臣
 
 2位  
山中伸弥氏
(京都大学iPS細胞研究所所長、2012年ノーベル生理学・医学賞受賞)

 3位 横倉義武氏
(日本医師会会長)
 
 4位
大村智氏
(2015年ノーベル生理学・医学賞受賞)

 
 5位
塩崎恭久氏
(厚生労働大臣)

 6位
小保方晴子氏
(元理化学研究所発生・再生科学総合研究センター)

 
 7位  
麻生太郎氏
(財務大臣)
 8位
永井良三氏
(社保審医療部会長、自治医科大学学長)

 
 9位
近藤誠氏
(『医者に殺されない47の心得』著者)

 
 10位  
村木厚子氏
(前厚生労働事務次官)

2015年の医療界の1位は内閣総理大臣の安倍晋三氏で602票、2位は2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏で506票を集めた。2氏は3年連続で1位と2位を独占している。日本医師会会長の横倉義武氏は3位だった。

 これまで、2008年から2011年までの調査では厚生労働大臣と日本医師会会長が上位を争っていたが、2013年からは首相が1位を堅持。山中氏と横倉氏で2位と3位を争う形が続いている。安倍首相は社会保障費抑制などを掲げた「骨太の方針2015」を打ち出し、実質的にそれに沿って診療報酬改定をはじめ、各種の制度改革の議論が進められるなど、首相官邸の意向が色濃く医療行政に反映されていると感じている会員が多いのではないだろうか。厚生労働大臣の塩崎恭久氏は4位、財務大臣の麻生太郎氏は7位だった。

 今年の新顔としては、4位に2015年のノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智氏がランクインした。また、勤務医の9位には、生体肝移植で死亡例が続いた神戸国際フロンティアメディカルセンター理事長の田中紘一氏が選ばれた。

 そのほか、元理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子氏は、2015年はほとんどメディアに自身の姿を見せなかったものの、早稲田大学が博士号を取り消し、小保方氏の弁護団が抗議するなど、根強い存在感を示し、麻生氏を抑えて6位になった。

 社会保障審議会医療部会長を務める、自治医科大学学長の永井良三氏は8位、『医者に殺されない47の心得』著者の近藤誠氏が9位、2015年に退官した厚生労働事務次官の村木厚子氏が10位だった。

 (2015.12.27)

 

札幌医大、着床前診断で道内初出産

体外受精した受精卵を検査し、異常がないものを子宮に移す「着床前診断」を札幌医大病院で受けた道内在住の40代前半の女性が12月中旬、出産した。札医大病院は道内で唯一、2013年に日本産科婦人科学会(日産婦)から着床前診断の臨床研究施設として認可されており、出産に至ったケースは初めて。

 着床前診断は、流産を防ぐなどの効果が期待されている医療技術。日産婦は実施対象について、夫婦のいずれかあるいは両方に染色体の異常があって流産を繰り返したり、重い遺伝性の病気があったりするケースに限定している。

 札医大病院はこれまでに計7組の夫婦について着床前診断を行うよう日産婦に申請し、承認された。今回出産に成功したのは、このうちの1組の女性。夫の染色体に問題があり、精子に異常が生じやすく、13年1月に同病院で治療を始めるまで計5回の流産・死産を経験していた。

 札医大病院は、体外受精した夫婦の受精卵から一部の細胞を取り出し、その染色体に異常がなければ子宮に戻す着床前診断を2回行った。1回目は流産したが、2回目で出産した。母子共に健康で既に退院している。 (2015.12.25)

 
 

東芝が経営再建に向け巨額赤字の埋め合わせに向け、子会社の優良企業、東芝メディカルを売却へ

2015年12月21日、東芝は経営再建に向け、家電部門を中心とする1万人規模のリストラを骨子とする「新生東芝アクションプラン」を発表。この中で医療機器子会社、東芝メディカルシステムズの株式の50%以上を他社に売却する方針を表明した。東芝メディカルは東芝子会社の中では“優等生”。2015年度は他の事業が軒並み赤字となる中、東芝メディカルを中核とするヘルスケア事業は黒字を確保する見通しだ。売り上げも拡大基調。好調ゆえに、短期間で買い手が見つかるとの判断につながった形。東芝メディカルはX線CT装置やMRIなど、医療用画像診断装置を主力とする。とりわけX線CT装置は日本市場では極めて高いシェアを持ち、世界市場でも一定のシェアを持つ。買収に興味を持つ企業は多いだろう。重粒子線治療装置やウエアラブル端末、ゲノム解析など、本社(コーポレート)のヘルスケア事業は売却の「対象にしない」(室町氏)。だがこれらの事業は、ようやく芽が出始めたかどうかという段階。東芝メディカルの売却を、短期間で補えるビジネスではない。しかも、これら新たなヘルスケア事業の立ち上げに東芝メディカルの知見を横展開するという当初のもくろみも道半ばだ。(2015.12.23)
 
  ゲゲゲの鬼太郎・目玉おやじの生みの親、水木茂さんが多臓器不全で93歳で死去

鬼太郎を筆頭に、目玉親父・猫娘・ぬりカベ・一反木綿・砂かけばばあ・こなき爺など数々の妖怪を身近な友達に変えてくれた水木しげるさんが30日午前7時18分、多臓器不全で東京都内の病院で93歳で死去した。鳥取県出身。太平洋戦争により片腕をなくした経験をもちながら、お軽い人柄の人気漫画家水木しげるさんの訃報が伝えられた30日、出身地などゆかりの地では「信じられない」「お疲れさま」と驚きと悲しみが広がった。(2015.11.30) 
  昭和の大女優、原節子さん95歳で死去

東京物語」「青い山脈」などで知られる昭和を代表する女優で、日本映画界に一時代を築いた原節子(はら・せつこ、本名会田昌江=あいだ・まさえ)さんが9月5日、肺炎のため神奈川県内の病院で死去していたことが25日、分かった。95歳。横浜市出身。葬儀は近親者による密葬で行った。       (2015.11.26)
 
 

せたな町、医師奨学金を肩代わり

檜山管内せたな町議会は24日、町立国保病院・診療所の医師確保策として、都市部などの若手医師が町内で一定期間勤務することを条件に、大学在学中に借りた奨学資金の未返済分全額を無利子で貸し付ける条例案を可決した。返済は10年以内で、契約した期間通りに勤務すれば貸付額の3分の1の返済が免除される。

 道によると、医療従事者を目指す学生を対象に奨学金を貸し付ける事業を行っている市町村は道内で約4割あるが、他の機関から受けた奨学金の返済分を貸し付ける形で医師の確保を目指す制度は初めてという。勤務する期間は返済期間などによって町との話し合いで決める。

 町は来年4月、空知管内で現在勤務する30代の男性研修医を町立国保病院の常勤医に採用する予定で、適用第1号として医師が未返済の奨学金約2500万円の貸与手続きを今後行う。

。(2015.11.26)

 
 

ロボットスーツ正式承認 筑波大発「HAL医療用」

厚生労働省は25日、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの患者の歩行機能を改善する医療機器として、筑波大発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)が開発したロボットスーツ「HAL医療用」の国内販売を正式に承認した。

 患者の意思を反映して動きを補助するロボットの承認は初めて。今後、保険適用も検討する。

 HALは下半身に装着し、太ももなどの皮膚に取り付けた電極で神経の微弱な信号を読み取り、モーターを動かして関節の動きを助ける。

 対象は、ALSのほか、筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、シャルコー・マリー・トゥース病、遠位型ミオパチー、封入体筋炎、先天性ミオパチーの計8疾患。10日に同省の専門部会が国内販売を了承していた。     ロボットスーツでリハ               (2015.11.26)

 
  北の湖理事長急死 20日朝に入院、夕方に容体急変

大相撲の第55代横綱で日本相撲協会の北の湖敏満(きたのうみ・としみつ、本名・小畑敏満=おばた・としみつ)理事長が20日午後6時55分、直腸がんによる多臓器不全のため、福岡市内の病院で死去した。62歳。葬儀の日程、喪主などは未定。福岡国際センターで開催中の大相撲九州場所で同市内に滞在しており、20日朝、体調不良で病院に救急搬送されていた。  (2015.11.20) 
 

阿藤 快さん、大動脈瘤(りゅう)破裂胸腔内出血のため死去。

テレビドラマでの個性的な脇役のほか、旅番組のリポーターとしても親しまれた俳優 阿藤 快(あとう・かい、本名阿藤公一〈あとう・こういち〉)さんが亡くなっていたことが16日、分かった。自宅で死亡しているのを親族が15日見つけた。14日が69歳の誕生日だった。病死とみられる。葬儀は近親者で営む予定。(2015.11.20)

 
   
  • 最先端治療、道内初の民間陽子線治療設備を備えた禎心会病院が11月1日から移転開設。         

    • 道内民間初の陽子線治療が来年2016年秋からスタート予定。

    名   称

    札幌禎心会病院

    開 設 日

    平成27年11月1日

    開 設 地

    札幌市東区北33条東1丁目3-1

    敷地面積

    本館:7,968.01m2
    陽子線治療センター:2,093.50m2

    延床面積

    本館:S造8階建て2万5,862.67m2
    陽子線治療センター:RC造4階建て2,650.71m2

    工  期

    平成26年6月着工、平成27年10月1日竣工

    主要対象疾患

    がん、脳卒中、心臓病の三大疾病に特化

    病 床 数

    279床

    札幌禎心会病院5つの特長

    1. 三大疾病に特化した医療
      高齢社会の進展から、今後の医療ニーズの中心となる「がん、脳卒中、心臓病」という三大疾病に特化した医療提供を行います。高度専門医療センターを設置し、最高レベルの臨床医との交流、各疾患研究者による定期的講演・シンポジウム招聘などを通じ、可能な限り最先端の診療を目指します。

    2. 個別性を重視した診療
      がん診療では患者さんのQOL(生活の質)を考え個別性を重視した診療を基本にします。そのため、

      • 手術、放射線治療、化学療法に加え、第4の治療法と言われるワクチン療法も将来取り入れる予定です。

      • 放射線治療は、開設時から道内三医育大学にも未配備のリニアック最高機種(限局した病巣から広範囲の病巣まで照射可能かつ高線量から低線量まで可変可能な装置)を設置して開始します。陽子線治療は機器の調整後、来年秋には治療が可能となります。

      • 化学療法は、診療科の垣根を越えた腫瘍内科チームに一元化する診療体制とします。

      • 個々の患者さんに最も適した治療法を選択できるよう関連各科の医師の検討会を開催し、治療では医師や看護師等メディカルスタッフ全ての参加のもとにチーム医療を実践します(集学的診療体制を立ち上げます)。

    3. 複数科で協働診療
      血管障害として密接な関係のある脳卒中と虚血性心疾患を脳卒中診療医と循環器診療医が協働して診療に当たる体制を構築します。

    4. 研修センターでスタッフ養成
      研修センターを設置し、医育大学等との連携のもとに若手医師の養成を行うとともに、各領域における専門診療に対応できる看護師、メディカルスタッフの養成も行います。

    5. 連携体制で地域医療を実践
      地域の先生方との交流を図り、ICT(情報通信技術)も利用した連携体制を構築し、地域医療を守ります。

                  (2015/10/25)               

 
   北斗晶さん公表で、道内の乳がん検診受診率大幅増加。                                北斗晶さん(48)が乳がんを公表したことを受け、道内で乳がん検診を受けたり、専門の医療機関を訪れたりする女性が増えている。年1度の検診を受けていた北斗さんでも右乳房の全摘出手術を受けたことや、ブログで心境などを公開したことが影響したとみられる。北斗晶さん(48)が乳がんを公表したことを受け、道内で乳がん検診を受けたり、専門の医療機関を訪れたりする女性が増えている。年1度の検診を受けていた北斗さんでも右乳房の全摘出手術を受けたことや、ブログで心境などを公開したことが影響したとみられる。札幌がん検診センター(東区)同センターの9月の予約件数は、19日からのシルバーウイークに入るまでは1日当たり50件台から130件台で推移していたが、北斗さんが乳がんを公表した翌日の24日は269件に急増。25日や週末をはさんだ28日も200件を上回り、その後も高い水準が続いた。旭川がん検診センターでも通常の4割ほど予約が増えている。釧路がん検診センターでは、9月末で10月の予約分がほぼ埋まる異例の状況となった                  (2015/10/06)               

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