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過去のニュースNEWS

過去のニュースのご案内


 2015年度 2014年度  2013年度 
1月-  1月-3月  1月-4月 
  4月ー 7月 5月-8月
  8月―10月 9月-12月
  11月-12月   






2014年度1月-3月、過去のニュース

  製鉄室蘭病院、1日に「人工関節センター」開設         室蘭市知利別町の製鉄記念室蘭病院は4月1日から、変形性関節症や関節リウマチなどの疾患で、損傷した膝関節や股関節から人工関節に置き換える手術(人工関節置換術)を行う、専門外来「人工関節センター」を開設する。毎週金曜日の午前のみ診察(予約制)で、受診には他病院や医院の紹介状か、製鉄記念室蘭病院整形外科で初診が必要。人工関節置換術は、傷ついた関節の損傷面を取り除いた上で、関節の動きを再現するために金属や超高分子ポリエチレン、プラスチックなどを組み合わせた人工関節を埋め込む手術。(2014/03/30)  
  市児童心療センター、5月から外来再開                        常勤医師が次々とやめ、焼く1年間休止していた市児童心療センター(発達障害のある子供たちの診療を行っていた)5月から外来の診療を再開します。しかし、常勤医の児童精神科医のセンター長が4月末に退職するということで、まだまだ前途に不安が見られます。(2014/03/28)  
   常勤医3人確保で運営維持?
札幌市児童心療センターで常勤医5人のうち4人が退職予定となり、運営に支障が生じる恐れがでている問題で、札幌市の上田文雄市長は18日の市議会代表質問で、「市内部の医師の人事異動による対応を含め、少なくとも常勤医師3人は確保できる」などと述べ、当面はセンターの運営を維持できるという見通しを示したました。さらに、上田市長は「常勤医師に加え、北海道大、札幌医科大、市内の民間病院に協力を呼びかけ、数人は非常勤医師として確保できる見込みだ」とせつめいしていますが、児童心理の専門家は全国的にも少なく、医師の人数合わせでは解決になっていないように思えます。家族、患者の不安の解消には問題が残ります。 (2013/2/20)
   看護師国家試験、合格率89.8%で2年連続9割をわる   厚生労働省は25日、第103回看護師国家試験の合格者を発表、5万8891人の受験者のうち5万2900人が合格。合格率は89.8%で、昨年から1.0ポイント上昇した。合格率が9割を切ったのは2年連続。保健師の国試では、受験者1万7308人のうち1万4970人が合格で合格率は、86.5%昨年から9.5ポイント低下しました。助産師国試では、受験者2079人のうち2015人が合格。合格率は、96.9%で昨年から1.2ポイント低下しました。 (2014/03/27)
  地域で医療活動に取り組む医師を表彰「第2回赤ひげ大賞」「日本医師会 赤ひげ大賞」の第2回の受賞者が19日、発表されました。第2回の受賞者は、下田憲医師(北海道・けん三のことば館クリニック院長)▽野村良彦医師(神奈川・野村内科クリニック院長)▽小鳥輝男医師(滋賀・小串医院院長)▽大岩香苗医師(兵庫・大岩診療所院長)▽白石吉彦医師(島根・隠岐広域連合立隠岐島前病院院長)-の5人。いずれも地域に根ざした在宅医療などの献身的な医療活動が評価された。 (2014/03/23)            
  第1回赤ひげ大賞                                            北海道からは、名寄市風連国民診療所の松田好人医師が、「一人の医師体制の中、在宅医療の要」として活動したことを賞して受賞しました。                                      
  赤ひげ大賞                                               赤ひげ大賞は、少子高齢化が進むなか、地域住民が安心した生活を送れるような医療活動を長年行っている医師を表彰するために創設。医療過疎の現場で、地域住民の支えとなっている原則70歳未満の医師を対象とする。 
 
北大に世界初の陽子線治療施設稼働
 ・陽子線治療センターホームページ
建設中だった北大の陽子線治療施設が完成し、17日公開されました。北海道大学と日立製作所が共同開発を進めてきた新型陽子線がん治療システム「PROBEAT-RT」治療装置は、北大の白土博樹教授を中心に開発した世界初の「動体追跡型放射線照射技術」(患者の呼吸などで微妙に動く腫瘍を追跡する技術)と、腫瘍の形に沿って高い精度で陽子線をあてる日立製作所の「スポットスキャニング照射技術」を組み合わせたもの。がんの近くに最大2ミリほどの金のマーカーを埋め込み、2台のカメラでその動きを毎秒30コマの撮影で特定しながら、計画した位置に目印が来たときだけ陽子線を照射する。陽子線は体内での透過力が高く、がん細胞で止まる直前に高い放射線量を出すため、体表面近くの正常細胞への影響を極力抑えてがん細胞を狙い撃ちできる。陽子ビームを腫瘍の形に沿って当てることで、正常な部位に放射線が当たる影響を最小限に抑えられる。費用は治療内容によるが、約250万円。北大病院では、19日に骨・軟部腫瘍の患者へのスポットスキャニングを使った治療を開始する。動体追跡システムは現在薬事申請中で、両者を組み合わせた治療は秋までに開始の見込み。今回の開発は、国家プロジェクトである「最先端研究開発支援プログラム」として実施したもの。   (2014/3/19)
 
日立・三菱重、北大と共同で最新鋭がん治療装置開発
日立製作所は北海道大学と共同で副作用を大幅に減らす放射線を使う最新鋭の次世代機がん治療装置を開発、2016年にも米国に輸出する。政府は医療産業の活性化を成長戦略の柱として技術開発を後押しする。三菱重工業も南米など新興国で売り込む。   (2013/6/7)  
  国内の粒子線治療施設
粒子線治療施設は、現在建設中のものも含め、国内に13か所あります。 (2013/5/20)

*重粒子線がん治療施設
群馬大学重粒子線医学研究センター 【群馬県】
(独)放射線医学総合研究所 【千葉県】
兵庫県立粒子線医療センター 【兵庫県】※陽子線と併用

*陽子線がん治療施設
南東北がん陽子線治療センター 【福島県】
国立がんセンター東病院 【千葉県】
静岡県立静岡がんセンター 【静岡県】
筑波大学陽子線医学利用研究センター 【茨城県】
福井県立病院 陽子線がん治療センター 【福井県】
がん粒子線治療研究センター 【鹿児島県】

(現在建設中)
北海道大学陽子線治療施設(仮称)【北海道】 
慈出会 相澤病院 陽子線治療センター(仮称)【長野県】
名古屋陽子線治療センター 【愛知県】 
  
新規開業登録
 
市立病院前内科クリニック(中央区) が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。   ランキングサイト     (2014/3/13)
新規開業登録  発寒中央整形外科クリニッ(西区)、豊浦町国民健康保険病院附属大岸診療所(豊浦町) が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。   ランキングサイト     (2014/3/13)
新規開業登録
 
発寒皮フ科クリニック(西区) が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。   ランキングサイト     (2014/3/13)
新規開業登録
 
さっぽろARTクリニック(北区) が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。  2014年4月2日開院予定の不妊治療専門クリニックです。不妊治療で著名な神谷クリニックの副院長だった、藤本医師・本間医師が開院。  ランキングサイト     (2014/3/13)


 
道内のダ・ヴィンチ導入状況
ダ・ヴィンチは、アメリカで開発された内視鏡下手術支援ロボットです。通常の腹腔鏡手術と比べ、より鮮明な3D映像を得られるほか、メスやハサミといった器具を繊細に動かすことができるため、今まで以上に正確かつ安全な手術を行うことが可能です。とくに前立腺がんの手術に力を発揮し、アメリカでは前立腺がん手術の8割以上がダ・ヴィンチを使用して実施されています。現在、アメリカで約1,600台、ヨーロッパでは約400台が導入されており、ダ・ヴィンチによる治療は世界的に急速に広まりつつあります。『da vinci Si』は、主に前立腺がんの手術などに使われる腹腔鏡手術支援ロボットです。前立腺がんの手術では、まず患者さんの下腹部に6か所の小さな穴をあけ、そこから3D内視鏡カメラとロボットのアーム部を挿入します。執刀医はアームから離れた操作盤で、内視鏡カメラから送られてくる鮮明な3D映像を見ながら手術を行います。ロボットのアームは人間の腕よりも可動範囲が広いため、関節の360度回転といったロボットにしかできない手技を行うことができるほか、医師の手ぶれを抑える機能も備えており、より精度の高い手術を行うことが可能です。また、2つの操作盤を接続し、複数の医師が術野を共有することができるため、研修医の育成や指導への活用も期待されています。ダ・ヴィンチは泌尿器科のほかにも消化器外科や婦人科などの手術で使用されていますが、保険適用は、現在のところ前立腺がんの摘出手術のみとなっています。ダ・ヴィンチによる手術は通常の開腹手術に比べ、傷口が小さく抑えられるため、術後の痛みが軽減され、感染症などを起こすリスクも減らすことができます。また、手術後の回復も早く、より早期の社会復帰が可能となるなど、患者さんにとっても多くのメリットがあります。
道内では11年から手稲渓仁会病院や恵佑会札幌病院が先駆けて導入。最新型が発売された今年2月以降は、札幌北楡病院や札幌医科大付属病院、北海道大病院の札幌市内だけではなく、帯広厚生病院、函館五稜郭病院にも設置された。最新型は機械を二つ使って共同作業ができるほか、ベテランが横に座って指導することも可能。
北海道に導入されたのは2011年ですが、2014年3月11日までに導入された7施設は札幌が5か所、函館が1か所、そして東北海道が1箇所です。    施設/設備1       (2014/3/11)
 

枝幸地区の小児科体制が縮小
町国保病院と歌登診療所で小児科を担当していた医師1人が3月末で退職し、その後任が確保できず、4月以降、両医療機関の小児科診療体制が大幅に縮小されることになった。5日開会の定例町議会で荒屋吉雄町長が報告した。国保病院小児科の診療は現在平日に毎日実施しているが、4月以降、旭川医大の派遣医による月、木と金曜午前の週2日半に縮小される。歌登診療所は小児科を廃止し、内科・外科のみとなる。内科の体制は国保病院の常勤医2人、歌登診療所の常勤医1人。枝幸では、宗谷管内の町村で唯一の常勤医がいる民間医療機関「すがの医院」(菅野裕介院長、内科・外科・麻酔科)が2014年3月末で閉院する。 宗谷地域      (2014/3/11)
  函館新都市病院が道内で初めてリTMS治療導入
函館市の函館新都市病院は、脳卒中で上肢まひを抱える患者に対するTMS(経頭蓋磁気刺激)治療を道内に先駆けて導入した。集中的なリハビリを組み合わせ、維持期であっても片まひの改善を促す。  (2014/3/3)
 


脳卒中まひ、磁気刺激治療法により数年後も改善!  
慈恵医大の安保雅博教授らのチームが左右の脳のうち健康な側の活動を磁気の刺激で抑制し、損傷を受けた側の機能を引き出す「経頭蓋磁気刺激治療(TMS治療)」を開発し、リハビリと組み合わせることで、発症後数年たった患者でも、状態を改善できる画期的な治療法として注目を集めています。脳卒中は、脳の血管に血栓が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れる脳出血などがあり、日本人の死因ではがん、心臓病に次いで第3位だ。死に至らなくても、半身まひなどが残ることが多い。脳の左側が損傷すると右半身に、右側が損傷すると左半身にまひが現れる。でまひした身体は、リハビリテーションなどで回復するのは3、4カ月までで、それ以降は改善しないというのが通説でした。磁気刺激は、毎秒5回以上の頻度で行うと刺激した部分の脳が活性化し、1回以下の低頻度で行うと逆に活動が抑制されることが磁気共鳴画像装置(MRI)を使った研究で分かっていることから、これを治療に応用しました。脳が損傷すると、その活動を補おうとして健康な側の脳が頑張る。頑張りすぎて筋肉がこわばったり、損傷側の脳の活動を邪魔したりする。頑張りを抑えることで、左右の脳のバランスが良くなる。良くなった時に集中的に訓練をすると、動きが出てくるということです。現在のところ、治療対象は手や腕などの上肢のまひで、少なくとも親指、人さし指、中指の曲げ伸ばしがゆっくりでもできることなどが条件。上肢の動きをつかさどる脳の領域は表面にあって磁気を当てやすいこと、完全に損傷してまったく動かせないと回復は難しいことなどが理由だ。東京病院では2010年6月から11年4月までに、発症後の期間が平均4年8カ月の患者35人に治療を実施。2週間の治療後に行った評価テストでは、全員に手や指が動かしやすくなったり、関節が柔らかくなったりするなど何らかの改善がみられた。入院後は自宅で訓練を続けることで効果が持続するという。肘が肩の高さまでしか上がらず、指も大きく開かなかった患者が発症10年後に治療を受け、ゴルフができるまでに回復した症例もあるという。経頭蓋磁気刺激治療は足のまひには、効果がありません。その理由は手や腕を動かす脳の部分は脳の表面にあるのに対して、足の運動をつかさどる部分が、脳の奥にあるため、磁気の刺激が十分届かないからです。このため安保医師は、磁気よりも強い電気刺激による治療方法を現在研究中です。また脳卒中による失語症に対しても、経頭蓋磁気刺激治療による実績が少なく、効果は未知の部分が多いです。失語症の原因は、言語中枢をつかさどる左側の脳の損傷が原因になります。失語症は身体のまひよりも未知の部分が多いですが、現在身体のまひと同じく、正常な右の脳に磁気刺激を与えて、治療を行い一定の成果をあげています。(TMSは保険非適用)TMS治療は、東京慈恵医大東京病院杏林大学付属病院宮城県片倉病院島根大学医学部付属病院鳥取県倉吉市清水病院西広島リハビリテーション病院大分県大分市諏訪ノ杜病院北海道大学医学部付属病院など全国数か所の医療機関で実施している。  (2011/8/18)  

 
脳卒中からのリハビリで運動機能が回復する際に活性化する部位!
脳出血や脳梗塞など脳卒中になれば、言語、運動機能の障害や感覚まひなどの神経症状を示す。なかでも発症後の日常生活の自立度を大きく変えるのが運動障害で、リハビリテーションによってある程度回復できるが、その詳細な機構は分かっていません。運動機能が回復する期間は発症後3カ月間で、この間、脳卒中発症後に生き残った神経細胞による脳神経回路の再構築が行われるとされている。これまで、機能的MRI(核磁気共鳴画像装置)を使った脳の画像診断の結果では、大脳皮質の運動関連領域に残った神経細胞の活動が、発症後すぐに変化し始めることはわかっていたが、運動機能の回復との関連性は明確ではなかった。脳卒中からのリハビリで運動機能が回復する際、人の脳では退化していると考えられていた部位が、損傷した部位を補うように活性化していることを、理化学研究所や国立循環器病研究センターなどのグループが解明しました。理研の林拓也ユニットリーダーらは、脳卒中になった50~70代の男女10人の脳が3カ月間のリハビリでどう変化するか、高精度の磁気共鳴断層撮影(MRI)で調べた。運動機能は3カ月で健康時の約6割から約8割へと回復したが、脳卒中で損傷した神経細胞は回復しておらず、かわりに脳の中心付近にある「赤核(せきかく)」の神経が活性化していた。赤核は進化的に古い部位で、両生類や爬虫類(はちゅうるい)などで運動機能を担うとされる。人では退化したとみられ、役割はよくわかっていない。  (2014/2/24)

 
柏葉脳神経外科でHAL使いリハビリ
豊平区の柏葉脳神経外科病院では患者さんが体に装着することで身体機能を補助・増幅・拡張できる世界初のサイボーグ型ロボットスーツ HAL。2012年11月から、医師とリハビリテーションスタッフが組織する「チーHAL(HALリハビリ推進チーム)」によって運用され、リハビリテーションに活用されています。HALによるリハビリテ-ションの対象は、脳卒中などの後遺症で立ち上がりや歩行が不自由になった患者さんです。HALを下半身に装着すると足を動かす時の負担が減るため、早期リハビリテーションが可能になります。苫小牧東病院(苫小牧)が道内初導入です。      (2014/2/18)




 
診療報酬、4月から変わること
外来の診療が4月以降は、患者が望めば、かかりつけの主治医を決め、包括払いを選べる。検査を何度受けても料金は一定になる。初診料や薬代は含まれない。導入されるのは、地域医療に積極的なベッド数200未満の病院や診療所。下の表に主だった変更箇所をまとめてみました。  (2014/2/14)
 
 4月からの変更箇所
 患者負担は年齢・所得に応じ1-3割の負担
 
消費税への対応  医科の初診料は120円増の2820円、再診料は30円増の720円に。
入院基本料は2%程度増。 
入院  新 設  リハビリ専門職らが退院を支援する病床は2万5580円
急変時の患者受け入れや訪問診療をしている有床診療所の看護体制が手厚い場合、入院基本料(入院期間14日以内)は、900円増の1日8610円に。
外来  500床以上の大病院で紹介状のない患者が多い場合、初診料を通常より730円減らし、2090円に。 
在宅  新設 在宅医療を受ける患者があらかじめ指定した病院に緊急入院した場合、初日は2万5000円を加算。 
24時間対応で看取りや重傷者の受け入れに積極的な訪問看護ステーションには、月初めの訪問時に1万2400円を加算。 
個別の病気   新設   がん患者の不安を和らげるための医師や看護師の面接は1回2000円。6回まで。 
重い認知症の入院患者の早期リハビリは1日あたり2400円。 
重い精神疾患の患者に医師や看護師らのチームが在宅医療を提供すると、最大1万8000円を月1回加算。
 

 
4月から、主治医役割に1万5000円
2014年度の診療報酬改定が12日、決まった。消費増税に併せて4月から初診料を120円、再診料を30円引き上げるのが柱で、全体で0.1%の増額改定となった。一方、費用がかさむ重症者向け病床を2年間で9万床減らす目標を打ち出したほか、診療所など中小の病院で主治医の役割を強化し、月額1万5000円の報酬を支払うなど新たに「主治医」制度を新設するなど在宅医療を促す。  (2014/2/12)

 
ハーバード大が人のATS細胞の写真公表!
人で初めてとなる万能細胞「STAP細胞」の可能性がある細胞の顕微鏡写真を、米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授のチームが5日、公表した。日本の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子・研究ユニットリーダーらと開発したSTAP細胞作製法を使い人の皮膚細胞からつくった。人として初めてのSTAP細胞であることが確認されれば、臨床応用への期待が大きく膨らむ。バカンティ教授は「マウスのSTAP細胞とよく似た特徴を示している」と説明。さまざまな種類の組織に変化できる能力を持っていることを示す遺伝子が働いているかどうか分析している。ハーバード大のチームはサルのSTAP細胞の作製に成功し、脊髄損傷を起こしたサルに移植する実験で「驚くべき成果」を出したという。 (2014/2/10)
北大病院で256例目の臓器移植
北海道大病院に蘇生後脳症で入院していた20代男性が6日午前7時51分、臓器移植法に基づく脳死と判定され、男性は書面で臓器提供の意思を示していなかったが、家族が承諾した。脳死移植は法施行後256例目心臓は東大病院で30代男性、両方の肺は東北大病院で20代女性、肝臓は金沢大病院で40代男性に移植。膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は東京女子医大病院で30代女性、もう片方の腎臓は北海道大病院で20代男性に移植。小腸は医学的理由で断念した。  (2014/2/07)

 
札幌医大、ニプロが5億円提供し脳梗塞薬の量産へ研究
札幌医科大学とニプロは6日、患者の骨髄幹細胞を使って脳梗塞を治療する医薬品を大量生産するための研究に乗り出すと発表した。生産技術の確立や製造ラインの自動化などで製造コストを削減し、大量生産につなげる狙い。研究期間は約3年で、ニプロが約5億円を提供する。2017年以降の実用化を目指す。患者の骨髄幹細胞を使った脳梗塞の治療は札幌医大が治験を進めていますが、骨髄幹細胞を治療に使用するには、手作業で細胞を培養する必要があり、大量の人手が必要になりコストもかかります。ニプロは札幌医大に資金支援するほか、10人を派遣することで、研究を支援する。生産に必要な専用機材や専用容器の開発のほか、複数の患者の細胞を同時に培養できる施設や設備の研究を進める。医療機器を提供し、効率的な生産技術の確立を目指す。  (2014/2/07) 
 
初診120円、再診30円値上げで決定!!!
中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・学習院大学法学部教授)は2月5日、消費増税に伴う対応として、医科の初診料12点、再診料3点、入院料は2%程度、それぞれ引き上げることを決定しました。これによって、病院や診療所に支払う初診料を120円増の2820円とし、再診料は30円増の720円となります。4月に消費税率が8%に引き上げられるのに伴う措置。患者はこのうち原則1~3割を窓口で負担することになります。増税で医療機関は薬や機器の仕入れコストが増えるが、収入に当たる診療報酬は非課税。患者に直接転嫁できないため、初・再診料を引き上げる。入院基本料も2%程度増額する。   (2014/2/06) 
  診療報酬改定で厚労省、初診料120円値上げ案
4月からの診療報酬改定で、厚生労働省は、消費増税で医療機関のコストが増えるため、多くの患者が負担する診療報酬の基本項目に上乗せする形で、回収を認めるため、外来患者の初診料を現在の2700円から120円、再診料を690円から30円、それぞれ引き上げる案を軸に検討に入った。   (2014/1/09) 

 
レモンで肥満防止と中性脂肪抑制!
レモンに多く含まれるポリフェノールの一種「エリオシトリン」に中性脂肪を抑制するなど肥満防止に効果があるとする研究成果を、三重大学の田中利男教授(薬理学)らのグループが発表した。
田中教授は、レモンが多用される地中海料理を食べる人たちに肥満や循環器疾患が少ないとする欧米の医学論文に着目。遺伝子配列がヒトと似ている熱帯魚のゼブラフィッシュを複数のグループに分け、エリオシトリンを加えた餌などをそれぞれ4週間投与して肥満との関係を調べた。通常の餌を与えたゼブラフィッシュでは、中性脂肪が平均400mgだったが、高脂肪の餌を与えた場合は600mg、高脂肪の餌にエリオシトリンを混ぜて与えた場合は400mgに抑えられたということです。ヒトの肝細胞を使った実験でもエリオシトリンが脂肪の蓄積を抑制することや細胞内でエネルギーを作るミトコンドリアが活性化されることも確認されました。
   (2014/2/05)
 新規開業登録 みながわ往診クリニック(登別市)が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。 皆川夏樹医師(49)は、1996年(平成8年)京大医学部卒で同年地域医療で有名な長野県厚生連佐久総合病院に勤務し、往診に携わる。「みながわ往診クリニック」は、訪問診療を専門とした胆振初のクリニックで訪問看護ステーションも同時開設。   ランキングサイト     (2014/2/04)
 
北海道で今季初のインフル警報 
国立感染症研究所は31日、1月20~26日の1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの推定患者数が約132万人に上り、前の週の約66万人から倍増したと発表した。昨年9月からの累計患者数は推定約275万人となった。「本格的な流行に入っている。今後さらに患者が増える恐れがある」と注意を呼び掛けている。道感染症情報センターは31日、全道規模でインフルエンザが急激に流行し始め、患者報告数が注意報レベルに達した発表した。全道での注意報の発令は今季初。学校の冬休み明けで集団生活が始まったことが一因とみられる。  (2014/2/04)
 


理化学研究所が新たな万能細胞(STAP細胞)開発! 
「生物学の教科書を書き換える成果」と、国内外の研究者が驚きの声を上げた、体の細胞に酸性の溶液で刺激を与えるだけで、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などと同様、あらゆる臓器や組織になれる「万能細胞」を作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の小保方(おぼかた)晴子さんを研究ユニットリーダーとするグループがマウスの実験で成功しました。STAPとは「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus―Triggered Acquisition of Pluripotency)」の略称。作製に2~3週間かかるiPS細胞に対し、最短2日間でできることや、特定の遺伝子を入れて作るため、遺伝子が傷ついてがん化の恐れがあるiPS細胞にたいして、酸で刺激を起こして作成するstap細胞はがん化の危険性も大幅に低いとされます。また、ips細胞は胎盤作成は不可能とされていましたが、このstap細胞はそれも可能というより原始的な万能細胞ということです。ES細胞並みの高い増殖能力も持ち、老化やがん、免疫などの解明にも道が照らし出されそうです。  (2014/1/30)

 
インフルエンザ、北海道での流行はまだこれから 
全国的に見て、インフルエンザの流行が広がっていますが、首都圏ではインフルエンザの流行がピークを迎えつつあります。全国5千カ所の定点医療機関から報告された患者数は、最新の1週間(13~19日)で計5万8233人。1医療機関あたり11・78人と注意報レベルの10人を超えた。全国の推計患者数は約66万人。感染研によると、昨年10月下旬から13週連続で増加し、前週から2倍以上に増えた。都道府県別では沖縄が36・74人と最多で、警報レベルの30人を超えた。次いで宮崎19・58人、岐阜19・13人、大分17・57人、福岡16・31人、熊本16・03人、佐賀15・00人、滋賀14・66人、大阪14・23人、愛知14・18人などと続く。全都道府県で前週を上回り、関東では栃木を除く1都5県で注意報レベルを超えている。埼玉、千葉、東京、神奈川の4都県はいずれも注意報レベルを超えたが、北海道ではこれからですが、学年・学級閉鎖は道内でも急増中です。  (2014/1/29)

 
IPS細胞からつくった網膜細胞を来年にも治験 
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜細胞を治療用の製品として使えるように、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)などが、準備に入ったことがわかった。PS細胞から作った細胞などの製品化は血小板や神経幹細胞でも計画されているが、治験の協議に入ったことが分かったのは、初めて。1~2年以内に治験を始める方向で、審査を担う独立行政法人、医薬品医療機器総合機構と既に協議している。臨床研究は患者自身のiPS細胞を使うが、今回は拒絶反応を起こしにくい免疫の型を持つ人からの細胞を使う方針。バイオベンチャー企業「ヘリオス」(東京都中央区)や大日本住友製薬(大阪市中央区)も共同で行う。2018年の製品化を目指している。同センターは、iPS細胞を使った世界初の目の病気「加齢黄斑変性」の臨床研究と並行して治験も進め、iPS細胞の恩恵を、多くの患者が受けられるようにする狙い。 iPS細胞を使った製品は、京都大などがベンチャー企業と共同で血小板で計画。また、厚生労働省によると、慶応大や大阪大などでも神経幹細胞や心筋シートなどで検討されている。   (2014/1/27)
 
遠軽地域の医療 
全国的に地方勤務医師が不足する中で、佐呂間町厚生病院におきましても従来の診療体制継続が困難となったことから、平成23年4月に厚生病院から無床のクリニックに代わった佐呂間厚生クリニックとして運営してきましたが、平成26年4月からの新たな町立有床診療所を開設し、医療法人を指定管理者とする運営についての考え方が示されたため、平成26年1月31日で閉院、3月31日には小田医院が閉院となり、平成26年4月2日に小田医院の入院ベッド数19床を引き継ぐ「クリニックさろま」が厚生クリニックの建物を使用してオープンします。    (2014/1/25)

 
道立苫小牧病院の廃止 
道立苫小牧病院は、昭和29年に結核療養所として開設以来、東胆振・日高地域における結核及び結核後遺症の患者に対する医療を担ってまいりましたが、近年、結核患者数が大きく減少していることなどから、結核医療及び呼吸器疾患に対する医療については他の医療機関を受診していただくこととなり、平成26年3月31日をもって廃止することとしました。   (2014/1/20)
新規開業登録  月寒東内科クリニック(白石区) が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。 月寒東内科クリニックは平成26年1月6日より「スマイル健康クリニック」と名前を改め、 月寒東2条16丁目1-96に移転致します。1月5日までは休診となります。また、月寒東内科クリニック在宅部門は名前をそのままに南郷へ移転致しました。     ランキングサイト     (2014/1/13)
新規開業登録  元町ひまわりクリニック(東区) 、帯広パートナークリニック(帯広市)が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。     ランキングサイト     (2014/1/13)





 
北海道腎臓病患者連絡協議会、iPS細胞研究を支援 
人工透析を受ける患者らでつくる北海道腎臓病患者連絡協議会(道腎協、3千人)が昨年、ヒトのiPS細胞(人工多能性細胞)から腎臓を再生する研究を支援しようと、会員らに募金を呼びかけた。3カ月間で集まった約90万円を近く京都大のiPS細胞研究基金に寄付する。道腎協は今年も募金活動を行うほか、7月には京大の研究者を札幌に招いて講演会を開くなどの活動を行っていく。人工透析患者が、透析から解放される唯一の手段は腎臓移植しかありませんが、平均でも15年の待機時間がかかると言われ、高齢の多くの患者はあきらめているのも現状です。このような中で、iPS細胞から腎臓を再生する研究は患者にとって大きな希望です。そこで、実用化はまだまだ先だろうが『一日も早く』という患者の熱意を研究者に伝え、応援したい」と支援を始めたということです。ただ、「iPS細胞はよく分からない」「自分の治療に間に合わないのでは」といった諦めや疑問、「すぐ実現化される」「透析が不要になる」など誤解や過大な期待も多いため正しい知識や情報の普及が大切ということで、今年7月6日に長船准教授の市民向けの講演会(北海道新聞社共催)を札幌・道新ホールで開くことが決まった。

腎臓再生研究の展望 
腎臓再生研究は、ヒトのiPS細胞から腎細胞のもとになる細胞ができ、立体的な組織ができつつある段階。
実用化にはまだまだ時間がかかるでしょう。 
 1.iPS細胞からつくった腎細胞を慢性腎臓病の患者に移植する治療法の開発。病気の進行を抑え、
  透析導入を遅らせる。
 2.iPS細胞からつくった腎細胞を人工透析器に貼り付け、透析患者の血液を浄化する治療法も
  開発中です。通常の透析で除去不能な毒素を取り除ける可能性があり、透析は続けなければ
  ならなくても合併症の減少や透析時間の短縮が期待できます。  
 3.iPS細胞からつくった腎細胞を透析患者の体内に移植し、全く新しい腎臓をつくる治療法も目指
  しています。実現すれば透析はやめられるでしょうが、現段階ではかなり難しい。  
 4.腎臓病患者の細胞からiPS細胞をつくって病気を再現し、進行を抑える薬の開発も進めています。 

文部科学省の工程表では、腎細胞のヒトへの臨床研究開始は「2022年以降」です。研究成果が新たな治療法や薬になるのはまだまだ先ですが、研究者は日夜頑張っているのです。 
(2014/1/11)
 
国内初臨床試験、札幌医大:脊髄損傷を幹細胞で治療 
札幌医科大は10日、脊髄損傷の患者から採取した幹細胞を培養し、体内に戻して神経を再生させる国内初の臨床試験(治験)を始めると発表しました。脊髄損傷から2週間以内の患者の骨髄液数十CCを採取、神経などになる「間葉(かんよう)系幹細胞」を取り出し、2週間かけて約1万倍に培養する。約1億個の細胞を入れて40ミリリットルの「細胞製剤」を作り、30分〜1時間かけて患者の静脈に点滴で投与するというもので、患者本人の細胞を使うため副作用が起きにくく、点滴投与なので体への負担も少ない。1回の投与で高い治療効果が見込めるということです。治験は山下敏彦、本望修両教授らの研究チームが実施する。治験対象は30人で、▽20〜64歳▽脊髄損傷発症から2週間以内に同大への入院が可能▽主な損傷部位が頸髄(けいずい)−−などが条件。希望者は主治医を通じて同大に連絡する。  (2014/1/10)
 


 
最先端の再生医療シンポジウム感想
京都大学の山中教授もノーベル賞受賞で知られるiPS細胞など再生医療に関心が寄せられていますが、再生医療への理解を市民にもより理解もらおうと、道内で最先端の技術を開発している研究者が成果を報告するシンポジウムが道の主催で10月29日(火曜日)13:30~16:50札幌グランドホテル グランドホール西 別館2階で200人以上の市民が参加し開かれました。再生医療の実用化の支援などを行う機関の責任者を務める京都大学の名誉教授で公益財団法人 先端医療振興財団 臨床研究情報センター長の福島雅典氏が「わが国におけるイノベーション創出の現状と強化策ー再生医療革命の実相」という演題で基調講演を行い「再生医療というと、現在、iPS細胞にばかり、注目が集まっているが、さまざまな技術の開発も進んでいて、特に北海道では神経や血に変わる幹細胞の研究が進み、大きな期待が寄せられている」と指摘。続いて、道内の4人の研究者が発表。
札幌医科大学の本望修教授は「脳梗塞の再生医療」という演題で、脳梗塞の後遺症がある患者を、本人の骨髄から取り出した幹細胞を使って治療する技術を報告。
脳梗塞に対する再生医療の治験に参加ご希望の患者さんへ

北海道大学病院の脳神経外科助教授の七戸秀夫氏は、「iPS細胞を使ったもやもや病の病因研究」という演題で発表、旭川医科大学心血管再生先端医療開発講座特任教授の川辺淳一氏は、「生命の『母なる海』毛細血管の話ー組織再生、そしてアンチエージングにむけて」と題した発表。札幌医科大学医学部整形外科学講座 教授の山下敏彦氏が、「脊髄再生医療ー脊損患者さんの機能回復をめざして」という演題でそれぞれ最新の状況を発表いただきました。

以下のNHKニュースwebでもアップされていましたので、
ご参考までにお知らせさせてただきます。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20131029/4795641.html

 (2013/10/31)  
 
「日本式医療拠点」構想、16カ国へ 
日本の優れた医療技術や医療機器を海外に売り込むため、政府が各国で創設を目指している「日本式医療拠点」構想の全容、アジアや中東を中心とする16か国で、がんセンター設立や医師派遣、遠隔画像診断のシステム導入など、29の事業を2020年までに始動させる方針。医療拠点作りは、政府が成長戦略の柱の一つとして掲げる「医療の国際展開」の一環で、14年度予算案に10億円の事業調査費を計上している。日本再興戦略では、拠点を10か所程度設け、日本企業の海外市場を20年時に今の3倍の1兆5000億円に広げる目標を掲げたが、さらに大幅な増加が見込まれるようです。   (2014/1/09)
 
札幌、タミフル効かないインフルエンザ 
札幌市内の医療機関を昨年11~12月に受診したインフルエンザ患者6人から、抗インフルエンザ薬のタミフルとラピアクタが効きにくい耐性ウイルスが見つかった問題で、市民に7日、警戒感が広がった。抗インフルエンザ薬のリレンザとイナビルは、今回の耐性ウイルスにも効果があるとされるが、うまく吸い込むのが難しく一部の製薬会社は4歳以下の使用を勧めていない。   (2014/1/09)

 
診療報酬改定で厚労省、初診料120円値上げ案
4月からの診療報酬改定で、厚生労働省は、消費増税で医療機関のコストが増えるため、多くの患者が負担する診療報酬の基本項目に上乗せする形で、回収を認めるため、外来患者の初診料を現在の2700円から120円、再診料を690円から30円、それぞれ引き上げる案を軸に検討に入った。   (2014/1/09)
 
和田移植以来、北大で行われた心臓移植手術が成功!
1968年に札幌医科大で行われた「和田移植」以来の心臓移植が6日、北海道大学病院(札幌市)であった。同病院は、手術は成功したと発表した。臓器提供者の男性は、頭部外傷で入院中に臓器移植法に基づく脳死と判定された。移植を受けた患者は道内在住。2006年に心臓の筋肉が伸びて血液の循環が悪化する拡張型心筋症と診断されて11年から人工心臓をつけた。北大病院には心臓の移植を待っている患者が約10人いるという。同法に基づく心臓移植は今回で186例目。約46年前の「和田移植」は、海水浴場で溺れた大学生(当時21歳)を脳死と判定し、心臓を男性患者(同18歳)に移植した。世界初の心臓移植から約8か月後で、世界30例目となったが、患者は手術の82日後に死亡した。脳死判定の妥当性をめぐって、和田氏は殺人容疑などで札幌地検に告発されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。和田氏は2011年2月に亡くなった。  (2014/1/07)
 

(1968年和田札医大教授の記者会見)
道内、46年ぶりの心臓移植が北大で
日本臓器移植ネットワークは5日、関東地方の病院に入院中の成人男性が脳死と判定されて臓器提供の手続きに入り、北大病院で20代の男性への心臓移植手術が行われる予定だと発表した。北大病院では、2010年7月に15歳以上の心臓移植実施施設に認定されてから初の移植手術で、道内では1968年に札幌医科大で行われた国内初の「和田移植」以来となる。  (2014/1/06)
 新規登録
滝川脳神経外科病院(滝川)  が、新規開業登録されました。それに伴い、ランキングサイト・地域登録情報が変更登録されました。     ランキングサイト     (2014/1/04)

 
遠軽エリア佐呂間町の2014年医療体制について
平成23年4月に厚生病院から無床のクリニックに代わった佐呂間厚生クリニックが1月31日で閉院になり、佐呂間厚生病院以来53年の歴史に幕を下ろすことになります。そして、3月31日には小田医院が閉院となり、4月2日町内唯一の小田医院の入院ベッド数19床を引き継ぐ「クリニックさろま」が厚生クリニックの建物を使用してオープンします。「クリニックさろま」は町立診療所として開設して指定管理者として、宮城県の医療法人「恵尚会」が運営する診療所で、すでに院長となる医師が内定されたようです。町では今年と来年の二カ年間で厚生クリニック駐車場周辺用地を使って新しいクリニックの建設に取りかかるということです。「クリニックさろま」は、内科・整形外科、幼児から高齢者までの診療が可能な初期診療(総合診療科)を診療科目とし、常勤医師を2名配置することとして準備を進めて平成22年12月に北海道厚生連から佐呂間厚生病院の無床診療所への転換が示されて以降、高齢化が加速する佐呂間町内は医療体制への不安が募っていましたが、病床数は少ないものの第一次医療体制が整うという安堵感が広がっています。  クリニックさろま開設準備室  (2014/1/02)

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