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診療環境 ドクターヘリ・ジェット・カー


    

 
 

30日開始の道の医療ジェット、患者の搬送の可否などを判断する「統括医療機関」の役割を、札幌医大が担うことに


道が30日に運航を始める医療用小型ジェット機「メディカルジェット」で、医学的見地から患者の搬送の可否などを判断する「統括医療機関」の役割を、札幌医大が担うことが7日、分かった。航空医療に精通した同大救急医学講座の医師らが「メディカルディレクター」として判断し、患者が入院している医療機関と、転院先の病院との調整役も務める。本年度末までの8カ月間で、30件程度の搬送を想定する。 登録されました。
運用は道医師会や自治体でつくる「北海道航空医療ネットワーク研究会」に委託する。機体は、中日本航空(愛知)が所有し、ふだんは名古屋・小牧空港に駐機する小型ジェット機を使う。患者のジェット機搬送の実用化は国内初。
メディカルジェットは、すでに実用化されているドクターヘリと比べて搬送時間を短縮でき、悪天候の影響を受けにくい利点がある。  (2017.7.18)

 

医療ジェット、北海道で国内初2017年7月末就航

北海道は26日、高度医療を受けられない地域の患者を都市圏に運ぶ専用の小型ジェット機「メディカルジェット」の運航を7月30日に始めると明らかにした。道によると、医療専門のジェット機が実用化されるのは国内初。
高橋はるみ知事は26日、道議会で「どこに住んでいても必要な医療が提供される仕組みとして、極めて有効だ」と説明。北方領土に住むロシア人を搬送する際に活用するかについては「日ロ共同経済活動の枠組みの中で検討される必要がある」と述べた。
道によると、運航には中日本航空(愛知県豊山町)が所有する小型ジェット機「セスナ560」など、複数の機体を使う計画。機体はいずれも9人乗りだが、医療用機材を積むため最大7人乗りとなる。
費用は国と道が半分ずつ負担し、道は本年度一般会計予算に関連費用約8千万円を計上。運航は道医師会などでつくる「北海道航空医療ネットワーク研究会」に委託する。

(2017.6.28)

 

道南でも4機めのドクターヘリ、函館市立病院を基地に就航。

 かねてから要望が強かったドクターヘリの就航が16日道南地方で、函館市の市立函館病院救命救急センターを基地にスタートしました。今回の導入は、函館市など道南の18市町と医療機関でつくる運航調整委員会によるもので、年間400人の搬送を見込んでいます。この配備により、道央、道東、道北各圏に続く4機目の配備となり十勝以外の全道がカバーされることになります。年間約2億8千万円の経費は国と道の補助金が約1億円ずつ、残りは18市町が分担。                                                                                                                           (2015/2/19)           
北海道道南地区に4機目のドクターヘリ、来年2月から運行
北海道の道央や道北、道東の3エリアでは、ドクターヘリがすでに、1機ずつ配備されているが、奥尻からの緊急輸送に時間がかかるなど、唯一の空白地域となっていた道南地域の函館市など道南18市町や医療機関などで組織する道南ドクターヘリ運航調整委員会が、来年2月16日から運行を開始する方針を決めました。導入が決まったのは、イタリアの航空機製造会社「アグスタウェストランド」の最新鋭機「AW109グランドニュー」。同社のドクターヘリは、国内では鹿児島県に次いで2機目、コンピューターグラフィックスによって地形の障害物や位置を3次元表示するナビゲーションシステムが搭載されており、視界が悪い気象状態でも飛行ルートなどの把握が可能かつ雪上に降りられるよう車輪部分にソリが装着可能な“寒冷地仕様機”を導入する。
 (2014/07/19)
 北見赤十字病院、ドクターカー運用開始
北見赤十字病院(北見市)は、救急医療を必要とする現場に直接医師や看護師を送り込み、迅速な措置を施すことで救命率の向上、急な出産などの周産期救急医療に対応する「ドクターカー」を導入し、13日から運用を開始した。北見市などオホーツク総合振興局管内では以前から産婦人科医の偏在が指摘され、道の地域医療再生計画に基づき10年から、北見赤十字病院が導入を検討、導入は札幌市、旭川市に続く道内3例目。通常の救急機材に加えて搬送用の保育器、小児人工呼吸器など周産期医療用の機器を搭載した。運行協定を結んだ北見地区消防組合消防署の車庫で待機し、消防組合が出動を判断した場合は、医師と看護師を乗せて直接現場や、救急隊との合流地点へと急行する。    (2013/5/16) 
 ドクタージェット、1カ月の研究運航の成果は 
日本初の「ドクタージェット」が5日、1カ月の研究運航を終えましたが、出動は計13件で患者搬送は9件で乳幼児が4件と臓器移植のための搬送も4件ありました。研究運航は9月6日から10月5日までの30日間。患者搬送は、釧路や帯広などの各空港から札幌市の丘珠空港への搬送を中心に道内搬送が7件、高知県への道外搬送が1件、静岡県からの搬送が1件だった。患者別では9件のうち4件が乳幼児で、専門病院のある札幌市への搬送で需要が高かったようです。また、大動脈瘤で病院に運び込まれた患者をドクターヘリが釧路空港に運び、ドクタージェットで丘珠空港へ搬送し札幌市内の病院で手術したというドクターヘリとの連携もありました。今後の課題は医師確保や資金面が大きな課題として残りますが、その有益性を大きくアピールできたと思います。是非、早期に実現してほしいものです。      (2010/10/07) 
 北海道でドクタージェット実証運航始まる
全国初の「ドクタージェット」(10人乗りの内部を改造して、患者を乗せるストレッチャーが取りつけられています)の実証運航が、6日から北海道で始まり、広大な地域をカヴァーしなければならない北海道は現在3機のドクターヘリが配置されています(宗谷地方と道南のエリアはカバーできていません)がそれでも移送に時間がかかったり、夜間や悪天候でヘリの飛行が難しかったりするケースを併用することで、脆弱と言われる道内の救急医療体制を改善するのが狙いです。しかし、本格導入には課題もあります。ドクターヘリの1機あたりの運航経費が年に1億7000万円で、国と道の補助があるのに対し、ドクタージェットの経費は年に2億5000万円、今のところ補助制度もありません。   (2010/9/07)  
 道内ドクターヘリ3機体制
「ドクターヘリ」の運航が5日から釧路市を拠点とする道東地区、釧路孝仁会記念病院(釧路市)で3日、高橋はるみ知事らが出席して就航式が行われました。また、7日から旭川市を拠点とする道北地区で始まり、既に導入されている道央と合わせ、都道府県として全国初の3機体制になります。  (2009/10/5) 

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