本文へスキップ

北海道の医療・医療機関情報を提供する、「新北海道 医療」です。

登録の申し込み・お問い合わせはgria@plum.plala.or.jp

専門サイト案内medical info

専門診療内容 スポーツ整形

     
「メタボ健診」、スポーツドクターの存在もクローズアップ
スポーツドクターは、従来は、「スポーツ活動を実践している人達の健康管理やスポーツ障害に対する予防、治療等の臨床活動を行うと共に、スポーツ医学の研究、教育、普及にあたる者」と言われていましたが、「メタボ健診元年」といわれてからは、中高年の健康増進と健康寿命の延伸のための適度なスポーツ身体運動、メタボリックシンドロームや生活習慣病を予防し、体力の衰えを防止するための指導医としての役割が大きくクローズアップされている。スポーツドクターには大きく分けて、日本体育協会の公認スポーツドクターと、日本整形外科認定スポーツ医、日本医師会認定スポーツ医の3種類の組織があります。
学校体育、リクリエーションスポーツによる怪我の治療は勿論のこと、スポーツレベルの多様性、スポーツ種目による障害・外傷の特殊性を理解し、早期スポーツ復帰を目的に、適切な治療に努めています。そのため整形外科的メディカルチェックに基づいた装具・運動療法・手術療法・リハビリ療法などの総合的な治療を行います。 
 スポーツ選手に見られる疲労骨折とは?      
 疲労骨折はスポーツ選手に発生するめずらしい骨折のタイプです。正常な骨に通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折。針金を同じ部位に、繰り返し曲げたり伸ばしたりするとその部位で針金が折れるのと同じ現象。スポーツの負荷が繰り返し同一の骨にかかる、マラソン競技などに発生します。スポーツの種類によっていろいろな部位に発生します。痛み、腫脹などの症状がでます。初期のX線写真では診断が難しい場合がありますが、その場合MRIなどでも診断します。また、痛みの部位、スポーツの種類、症状などから診断することが可能です。治療は原因のスポーツを休むことで、必要に応じて固定、手術が施行されます。長期間のリハビリが必要となります。早期診断で早期復帰が可能な疾患です。特に陸上競技をされている方で、練習がハードになりスネの内側が痛くなったという人は多いでしょう。シンスプリント(Shin sprints)直訳すると“スネの距離走”。一般には“脛骨過労性骨膜炎”と言います。スネの内側の中〜下1/3にかけて生じる痛みです。この部分はヒラメ筋という足首を蹴る筋肉が骨に付いている部分で、この筋肉によって引っ張られて痛みが生じると言われています。スポーツ活動の休止が必要になることは少なく、痛みが出てしまった場合でも多くの場合はストレッチ、アイシングによって痛みはとれてきますが、練習内容や、硬い地面(アスファルト)、靴のクッションなどを見直すことも大事です。まれに装具も必要になることもあります。
 しかしシンスプリントのほかにもスネの内側が痛くなるケガの一つに疲労骨折があります。痛む場所もよく似ていますからレントゲンを撮らないと区別ができないことがあります。疲労骨折の場合大きく跳躍型、疾走型と2種類に分類されます。骨折の型や程度によってスポーツ活動の休止が必要になることがあります。
 

疲労骨折の治療法

●安静
疲労骨折がみつかった場合すぐにそのスポーツの練習を中止します。必要に応じ固定を行います。4週間から8週間までの固定が必要となる場合が多いです。しかしながら激しい負荷のかかる運動選手の場合、12週間から16週間までの安静が必要となることもめずらしくありません。

●リハビリ
安静期間のあとに徐々にリハビリを開始します。まずは運動を禁止して日常生活だけのリハビリを行います。この期間も何ヶ月もの時間が必要となります。
その後に徐々に運動を再開しますが、痛みが生じない範囲に制限する必要があります。疲労骨折の場合、同じ部位が再骨折する可能性が高いので慎重に運動を再開する必要があります。

●手術
転位の著しい疲労骨折の場合、手術が必要となります。ただし手術後のリハビリが最低6ヶ月間必要となります。したがってこのようなスネの痛みが出た方は、一度は整形外科を受診しレントゲンを確認しておくとよいでしょう。
 北大病院では、スポーツ医学診療センターにおいて野球選手に対する肩肘検診を目的とした外来を開設しました。
 投球などによる肩肘障害の可能性があるスポーツ選手に対してメディカルチェックを目的とした野球肘検診外来を開設。自由診療となりますが、詳細な検査が必要な場合は保険診療となります。北海道大学病院では、平成25年6月1日(土)に「スポーツ医学診療センター」を設置いたしました。   (2014/09/18)
札幌医科大学医学部付属病院(中央区) 北海道大学医学部付属病院(北区)野球肘検診外来
札幌山鼻整形外科(中央区) たきうち整形外科スポーツクリニック(中央区) NTT東日本病院(中央区) 
札幌スポーツクリニック 札幌鉄道病院(中央区)  伏見啓明整形外科(中央区) 
北海道整形外科記念病院(豊平区)    
西岡第一病院(豊平区) 山口整形外科クリニック(豊平区) 豊平整形外科(豊平区)
札幌整形循環器病院(清田区) 手稲前田整形外科病院(手稲区) おおの整形外科(厚別区)
整形外科北新病院(白石区) おばら整形外科(白石区) 札幌藤が丘整形外科医院(南区)
松田整形外科病院(北区)
野幌病院(江別市) 同樹会苫小牧病院(苫小牧)
とくひろ整形外科クリニック(旭川)    
開西病院(帯広) 帯広第一病院(帯広)
かわむら整形外科(富良野)は、人工膝関節・靭帯再建手術を専門に行う病院です。変形性膝関節症やリウマチなどで膝関節が高度に破壊した方に人工膝関節手術を行うことによって満足していただいております。また、膝専門外来、リウマチ外来、肩専門外来、スポーツ外来の4つの専門外来をそれぞれの専門の医師が担当しております。先進医療の超音波骨折治療法も道内で6番目に施設基準をとりました。どうぞ、お気軽に相談ください。

Gria CO.LTD.新北海道 医療

E-mail gria@plum.plala.or.jp