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手術中に執刀医師が90代の女性患者を殴る!!!
耳を疑うようなニュースが報道されることがありますが、今回もビックリしました。報道によると「国立病院機構本部近畿ブロック事務所は30日、同機構が運営する滋賀県東近江市の滋賀病院で、30代の男性医師が手術中の90代の女性患者を殴ってけがをさせたなどとして、この医師を停職3カ月の懲戒処分にした、と発表しました。医師は8月1日、女性患者に局部麻酔をして手術に取りかかったが、途中で患者が体を動かし「痛い」などと声をあげたことから、「じっとしとけ」「だまっとけ」などと暴言を浴びせ、患者の額の右側を拳で1回殴ったという。患者は5日間のけがを負った。 その日のうちに手術の介助をした看護師が看護師長に報告。医師本人と副院長が患者本人と家族に謝罪したという。内部の聞き取り調査に対し、医師は「切開に入っていたので途中でやめると危険だと思い、おとなしくさせようと思った」と話しているという。同病院によると、この医師は以前から患者への態度が横柄で、苦情が複数寄せられていたという。 東近江署にも8月上旬、匿名の情報提供があり、捜査員が医師らから事情を聴いたが、患者の家族らが被害届を出すことをためらったため、立件は見送ったという。 同事務所は「人事院の指針」を理由に、医師の氏名や診療科などを明らかにしていない。患者は約3週間後に別の医師が再手術したという。」とのことです。医師の全く理由にもならないいい訳にも憤慨しますね。90代の女性患者さんに対しての行動には、医師というより人間として大きな欠陥があるのではないでしょうか?   (2005/08/31)
高度先進医療 旭川医科大学で『腹腔鏡下広汎子宮全摘出手術』が高度先進医療として承認。  (2005/08/29)

高度先進医療とは
高度先進医療とは?
厚生労働省によると『高度先進医療は、新しい医療技術の出現や医療に対するニーズの多様化に対応して、先進的な医療技術と一般の保険診療の調整を図る制度です。保険診療をベースとして、別に特別な料金を負担することにより、先端的な医療をうけやすくしようというものです。この制度は昭和59年にスタートし、高度先進医療の種類、取り扱い病院ともに増加を続けていますが、普及性の高いものは、一般の保険診療に取り入れられてきています。平成17年7月現在で、承認された高度先進医療は111種類あります。そのいずれかを取り扱う病院は108で、各病院ごとに実施している高度先進医療を総計すると353件となっています。高度先進医療を行う病院は、高度な技術を持つ医療スタッフと、質・量ともに十分な施設・設備が必要です。高度先進医療を取り扱うのは、専門家や関係審議会でこうした条件を満たしていると認められた病院に限られます。条件を満たして高度先進医療の実施を承認された病院を「特定承認保険医療機関」といいます。その多くは大学病院ですが、病院ごとに取り扱う高度先進医療の種類が承認されることになっていますので、どこの病院でどんな種類の先進医療を受けられるか知っておくことがたいせつです。高度先進医療を受けた時の費用は、次のように取り扱われ、患者は一般の保険診療の場合と比べて、高度先進医療の費用(特別料金)を多く負担することになります。
1.高度先進医療に係る費用(特別料金)は、患者が自費で負担します。特別料金は、医療の種類や病院によって異なります2.特別料金以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、健康保険の一般の保険診療と同様に扱われます。
つまり、一般保険診療と共通する部分は特定療養費として保険給付され、高度先進医療に係る部分は自費負担となります。』これが、議論を呼んでいる混合診療(公平・公正の国民皆保険制度を否定) に該当するといわれているところです。また、同じ新しい治療を受けても、保険が効く場合と混合診療になり違法となる場合があるなどの問題も残されています。        
  医師/環境 2(2005/08/25)
道内の
高度先進医療承認状況
(平成17年7月1日現在 医科)  (2005/08/25)
高度先進医療 医療機関名
経皮的埋め込み電極を用いた機能的電気刺激療法 北海道大学医学部付属病院
筋内圧測定による筋コンパートメント症候群の診断 旭川医科大学
胸腔鏡下肺表面レーザー凝固治療 北海道大学医学部付属病院
脳死肝臓移植手術 北海道大学医学部付属病院
栄養障害型表皮水疱症のDNA診断 北海道大学医学部付属病院
抗癌剤感受性試験 札幌社会保険総合病院
腹腔鏡下前立腺摘除術 北海道大学医学部付属病院
末梢血幹細胞(CD34陽性細胞)による血管再生治療 札幌北楡病院
初診料金の違いって?を少し前に説明しましたが、次に時間外、深夜、休日加算について触れてみます
診療時間は医療機関ごとに決められており、時間外、あるいは深夜、休日などに受診すると、時間帯に応じて受診料が加算されます。薬局も同じです。これらの料金は、すべての医療機関で一律に定められています。
ベッド数 種類 初診料(3割負担)時間内
20床未満 診療所・クリニック 822円
20床以上 病院 765円
200床以上 大病院 765円+特定療養費(病院によって違います)
初診料計算の目安(成人、3割負担の場合)
加算される初診料
時間外の場合 時間内の初診料+255円
深夜(午後10時〜午前6時)の場合 時間内の初診料+1440円
休日の場合 時間内の初診料+750円
    (2005/08/22)

器具つけ忘れで患者が窒息死!
砂川市立病院で、7月29日午前呼吸困難で搬送されてきた女性患者(当時79)に酸素吸入装置を装着した際、酸素を抜き取る排気のための器具を付け忘れ、患者が窒息死していたことが報告されており、医療ミスの疑いがあるとみて、関係者から事情を聴いている。   (2005/08/22)
診療科名の不思議???
「×××なんですが、何科を受診したらよいのでしょうか?」というお尋ねをいただくことが結構あります。大きな総合病院では、新患の受付の際に専門の方がいらして案内してくれますね。しかし、いまの標榜診療科制度には疑問点もあることを正しく理解しておくことも必要だとおもいます。簡単に触れてみます。
例えば、乳がんなど乳腺の疾患を専門に扱う「乳腺外科」ですが、病院や診療所が公に表示できる診療科(標榜診療科)は医療法で、内科や外科、循環器科など38科に限定されており、「専門的な診療体制が十分でない」(厚生労働省医政局)との理由で乳腺外科は認められていません。また、医師は自分の専門にかかわらず、38の標榜診療科のうち、資格基準が必要な麻酔科以外なら、幾つでも自由に表示していいことになっています。つまり、看板に「消化器内科・小児科・放射線科」などと書き連ねられてあっても、専門の医師がいるとは限らないということです。医師法では医業の範囲を制限できないことになっているということだそうですが----。このような現状も十分理解しながら医療機関の選択をしていかなくてはいけません。   
(2005/08/19)
ご 案 内


2005年薬害根絶デーin札幌のご案内
2000年から毎年行っているイベントのご案内です。 今年は、あの川田龍平君が来てくれます。
1999年8月24日、厚生省の一隅に「薬害根絶誓いの碑」が建立され、この8月24日を薬害根絶の日とし毎年厚労省前をはじめ、全国各地で薬害根絶のための集会が行われています。
 札幌では、8月24日に東京HIV訴訟原告の川田龍平氏を迎え「薬害エイズ刑事訴訟をふりかえって(仮題)」と題して記念講演を行います。今年は、安部公判停止・死亡、松村一部無罪判決、ミドリ十字判決と一連の薬害エイズ刑事裁判が終焉を迎えました。一つの節目として、産・官・学(医)の癒着構造が起こした典型的な薬害である「薬害エイズ事件」をふりかえり、薬害根絶のために私たちが今できることを川田龍平氏とともに考えたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
 『2005年薬害根絶デーin札幌』
 期日:2005年8月24日(水)   時間:18:30〜
 場所:北海道高等学校教職員会館 4階 大会議室 (札幌市中央区大通西12丁目) 参加費:500円
  記念講演:「薬害エイズ刑事訴訟をふりかえって」  講師:川田龍平氏(東京HIV訴訟原告、松本大学非常勤講師)
 内容に関するお問い合わせは下記までお願いします。
 連絡先:渡辺達生(北海道合同法律事務所) 011−231−1888   三浦五郎 miura@zd5.so-net.ne.jp
  
    
(2005/08/17) 
函館市の医療法人「慈愛会」が、がんでない患者を「緩和ケア病棟」に入院させ不法に数億円搾取か?
函館市の医療法人「慈愛会」の斉藤喜美子理事長(64)ら幹部3人が15日、入院患者の病名を偽るなどして、診療報酬約800万円をだまし取った詐欺の容疑で逮捕されましたが、がんでない患者を「がん」だとして「緩和ケア病棟」に入院させ、病名をがんと偽って高額の医療費を請求した悪質な手口で、道警は、ほかにも数億円円をだまし取っていた疑いがあるとみて調べています。緩和ケア病棟は末期がん患者などの受け入れ施設で入院料は通常の3倍以上と高額な仕組みになっており、こういった制度を悪用した極めて悪質な不正請求事件のようです。   (2005/08/17)
函館市の医療法人「慈愛会」が診療報酬を不正に請求したとして詐欺の疑いで逮捕
道警と函館中央署は15日、同市の医療法人「慈愛会」理事長斉藤喜美子容疑者(64)、三女の法人総務部長斉藤貴子(あつこ)容疑者(36)と、貴子容疑者の夫で事務長の斉藤和成容疑者(35)の3人を詐欺の疑いで逮捕しました。喜美子容疑者ら3人は、昨年、緩和ケア病棟入院の場合、定額の高い請求が可能となる制度を悪用して報酬額が高くなるように末期のガンなどと病名を偽って記載した入院患者2人分のレセプトを北海道社会保険診療報酬支払基金に提出し、約800万円をだまし取った疑い。慈愛会は、函館市内で病院やグループホームなどを経営しています。
(2005/08/16)
人権無視の取調べで道に損害賠償請求
理事長ら幹部3人はこの任意の聴取にからんで道警により23日間にわたって違法な取り調べが行われ、名誉や社会的信用が傷つけられたとして、人権を侵害されたとして、道に対し約3000万円の損害賠償を求める訴えを函館地裁に起こしている。
訴状などによると、3人は、7月2日早朝、医療保険料の不正請求や贈賄に関する容疑で、函館中央署の刑事から任意同行を求められ、同24日まで連続23日間、1日平均12―13時間の取り調べを受けた。この間、警察官は「お前らのことは、保険料の詐欺でいつでも逮捕できるんだぞ。逮捕されないだけありがたいと思え」などと、暴力的、脅迫的な言葉を何度も使って、怒鳴りながら調べを進めた。取り調べ終了時には、親族らが身柄引き受け書を提出して身柄確保を警察に誓約させるとともに、他者との連絡も厳しく禁じた。また警察官による監視も常時行われ、日常生活も著しく阻害された。27日に函館市内で記者会見を開いた菅原弁護士によると、同理事長らは容疑を否定しているという。さらに菅原弁護士は「長期にわたる過酷な取り調べにより、3人とも精神的ダメージが大きく、入院して治療しなければいけない状態にまで追い込まれている」と、捜査手法を強く批判した。
訴えについて道本警務部の木葉孝監察官室長は同日、「訴状を見ていないので、訴えの内容が分からず、コメントできない」との談話を発表した。
 (2005/08/16)
「先日、旭川医科大学付属病院がユニセフが認定する『赤ちゃんにやさしい病院』に認定されたという記事を目にしました。あまり詳しく書かれていなかったので教えてください」というメールをいただきましたのでご紹介いたします。
『赤ちゃんにやさしい病院』BFH(Baby Friendly Hospital)とは、ユニセフ(国連児童基金)とWHO(世界保健機構)は、1989年3月に「母乳育児を成功させるための10カ条」を共同声明しました。この10ヶ条を長期にわたって尊守し、実践する施設などに認定するもので道内では勤医協 札幌病院(白石区)北見赤十字病院(北見)に続いて3番目、国立大学法人の病院では全国で初めてということです。   日本母乳の会  医師/環境 1  (2005/08/12)
「母乳育児を成功させるための10カ条」
 1.母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること
 2.全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること
 3.全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法を良く知らせること
 4.母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること
 5.母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること
 6.医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと
 7.母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること
 8.赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めること
 9.母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと
10.母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること
初診料金の違いって?
初めての医療機関を受診する際にかかる『初診料』についてのお問い合わせがありましたので、お知らせいたします。
基本的に、医療機関の種類によって初診料は違います。
ベッド数 種類 初診料(3割負担)
20床未満 診療所・クリニック 822円
20床以上 病院 765円
200床以上 大病院 765円+特定療養費(病院によって違います)
*特定療養費…大病院が高度な医療実施のために特別に加算できるもので、加算金額は病院により異なります。(最大5,250円まで)
・ベッド数200床以上の大病院の受診の際に紹介状を持っていけば、加算される特定療養費を免除されます。ただし、初診時の情報を紹介先の大病院に伝えるという意味で、診療情報提供料として、その紹介状を書いてもらうためにも費用が発生します。(これにはあまり触れていないケースが多いようです)
その際、厚生労働省が定めた「診療報酬制度」によって料金が決まっていて、その料金はやはり書いてもらう医療機関によって違いがあります。
紹介状(正式には「診療情報提供書」)
診療所・クリニックから大病院 3割負担870円(診療所・クリニックの収入としては2900円)
病院から大病院 3割負担660円(病院の収入としては2200円)
・医療連携を勧め、不要なケースの大病院への集中を防ぎ大病院・病院・医院の役割を明確化させる目的があります。
 詳細は、その逆のケースや紹介率によって請求報酬がランクアップするなど色々と複雑に運営されています。  (2005/08/5)
市立函館病院(函館)でも、少し動いただけで息切れがする、胸が重苦しい感じがするなどの症状がある場合の心臓血管外科・呼吸器外科に関しての無料メール相談を専門医が実施中です。 メールや掲示板での医療相談を受けている医療機関  (2005/08/4)
医療機関は、サービス業?!
ある札幌市内の方からメールの相談を受けました。まだ、詳しい内容はここではご紹介できませんが札幌市内のある医療機関の対応でひどく傷つかれていました。最近よく医療経営コンサルタントの方たちによる、患者さんの『○○様』づけの促進を耳にします。医療機関も競争が激しくなってきたり、接遇の質を高める取り組みの一つとして増えつつあります。中には、『よそよそしい』というような意見もあります。確かに『○○さん』とか、中には『おじいちゃん』、『おばあちゃん』と親しみを込めて呼ぶケースもあります。しかし、中には『おじいちゃん』、『おばあちゃん』と呼ばれる事が嫌なひともいらっしゃるかもしれません。そういう意味では『○○様』が適当なのかもしれませんね。しかし、大都市の病院などではよくても地方都市の医院・クリニックで画一的に使うのはどうでしょう。よく知っている人たちですから、親しみをこめた、失礼の無い言い方ならいいのではとおもいます。どちらにしても、医療機関に従事する方は患者さんへの対応には十分な注意と親切な対応をまず第一に考えて欲しいものです。 (2005/08/1)
サイトでも紹介しているように、2004年1月6日に『お見舞いメール』について北海道新聞さんからの取材を受けました。当時で把握している実施医療機関は20件程度でしたが、現在把握している医療機関は35件に増えています。個人情報との兼ね合いもありますが、とても好評のようです。赤十字病院さんで独自のホームページをお持ちのところは、ほとんどが対応しているようです。  ・お見舞いメール医師/環境    平成16年の『お見舞いメール』記事 (2005/08/1)
在宅医情報追加登録しました
今や高齢化社会に入った現代、平成12年4月より、介護保険制度が開始され、在宅医療の普及が期待されています。住み慣れた生活環境の中で可能な限り介護や医療を受けたいと考えるのはあたり前のことです。こういった在宅医療に対して、病状に応じた適切な医療を提供できるように積極的に取組んでいる道内の医療機関の情報です。    在宅医療  (2005/07/26)
健康や病気に関する公開講座に関心が
無料の公開講座により、色々なテーマで健康や病気に対して認識を高めてもらおうという活動が催されており、大変好評のようです。大病院による院内公開講座の他にも地域の医療機関による老人クラブなどや町内会での依頼などによる医師の院外講演も地域住民に大変好評を得ています。しかし、いつどこでどのような内容の講演会があるかの情報がなかなか手に入りにくいものです。当サイトでお知らせいたしますので、情報がおありの方はご連絡願います。  (2005/07/25)
函館市医師会病院(函館)では、8月1日より『セカンドオピニオン外来』を開設いたします。
  セカンドオピニオン外来  (2005/7/25)
NST(栄養サポートチーム)が次々と発足!
財団法人日本医療評価機構の病院機能評価バージョン5.0から「栄養管理・支援のための組織(NSTなど)が設置され、栄養ケアが組織的に横断的に実施されていること」が新たな評価項目となるなど栄養管理の見直しがされています。単に栄養の補給ということだけでなく、「食事」という行為自体の見直しが行われています。昔は、食器もプラスチックなど味気ないもので入院患者さんの食事の時間も不満の残るものでした。こういったことも最近は随分と見直されてきています。さらにすすめて、チームで栄養管理をサポートしていこうという動きが始まっています。何より必要な「栄養管理(Nutrition Support Team)に対する認識を職員全員で持つための啓蒙活動」かもしれません。(2005/7/19)
外国人患者向けの医療用翻訳システムの評判は上々
近年、外国人の患者さんもは増加の一途をたどっていますが、英語だけではなかなか対応が難しいケースもあるようです。北海道もロシア語・韓国語・台湾語対応や、今回の知床の世界遺産に指定されたことにより、一層の国際化が進むものとおもわれます。そんな時、病気になったとき困るのが症状の説明などです。同じ「痛い」でも色々な痛みがありますね。説明が理解されないとき不安が一層まします。そんな時に力になる医療用翻訳システムが公立甲賀病院が神戸大やKDDIなどと共同で開発した「産婦人科用1号機」でポルトガル語、スペイン語、中国語、英語の4カ国語に対応でき、画面の上下に外国語と日本語が表示され、外国人患者に試験的に使ったところ、「素晴らしい」「母国語の画面を見て、ほっとした」との評価が相次いだそうです。さらに開発をすすめて他の科でも使えるようにしていくそうです。ITの活用のひとつとして期待したいものです。(2005/7/15)
乳がん最新情報を提供する「日本乳がん情報ネットワーク」発足
乳がん治療に関する最新情報をインターネットで提供する「日本乳がん情報ネットワーク」が発足しました。乳がん医療の先端をいく欧米の最新情報などを翻訳して患者さんが治療の選択をしていくための情報提供となるものです。代表理事は昨年、炎症性乳がんで妻の節子さんを亡くしたジャーナリスト田原総一朗、聖路加国際病院外科医長の中村医師です。今や日本人女性のがん罹患率のトップが乳がんで年間の発症者は約3万6千人とされ、死亡者は約1万人にのぼります。しかし、医療機関や医師によって、診断・治療法に大きなばらつきがあるとされているのが現実です。こうした現状を改善するため、米国臨床腫瘍学会の治療法や精神的サポートに関するもの、さらに国内外の情報を盛り込んだ情報の提供を行っていきます。 (2005/7/13)
「臨床心理士及び医療心理師法案」
「心のケア」をするカウンセラーの国家資格として「医療心理師」と「臨床心理士」を設ける法案の内容は、更新制とせず、一度取得すれば基本的には生涯有効とする。議員の中には、更新制度の導入を求める動きもあったが、医療関連の職種での免許の更新制度の議論につながるのを警戒する厚労系議連が反対し見送られた。しかし、このようなことでいいのでしょうか?確かに簡単に、更新制度がいいというわけではありませんが、既得権益だけを守るのではなく議論を重ねてほしいものです。 (2005/7/12)
追加情報
北海道内の高気圧酸素治療施設を追加登録いたしました。
   施設/設備1  (2005/07/06)
コミュニケーション能力
患者さんが利用する医療機関に不満や疑問をを感じることがあっても、3割近い人がだれにも相談しないということが財団法人日本医療評価機構の調査で判明しました。医療費や薬、受けた医療などについて悩みや心配をもちながら、医師に相談するという38%の次が、「誰にも相談しない」でした。理由としても「誰に相談していいか分からない」「相談しても解決しない」「相談すると医師や看護師に嫌われるかもしれない」というような答えがほとんどでした。当サイトでもエデュ コミュニケーションさんや有限会社ピーエスアップさんによるコミュニケーショントレーニングのコーチングをご紹介していますが、まだまだ話し難い感じを受ける先生や看護師、職員の方も見受けることがありますね。患者さん自身もコミュニケーション能力を高めていく必要もありますよ。どちらか一方的ではなく医療を行う側も受ける側も必要なことです。また、全国の都道府県には、医療に関する苦情を受け付ける窓口「医療安全支援センター」を設置しています。北海道医療安全支援センター(医療相談窓口)  札幌市 医療安全相談窓口 (2005/07/06)
痴呆に替わる呼称を検討の結果『認知症』とされましたが、「まだまだ患者さんの気持ちを無視するような呼び名が医療の世界には大変多いのだなぁ」と思わされる報道を眼にしました。記事自体は『北大グループが重度の皮膚疾患原因遺伝子を特定 アトピー解明の可能性』という期待されるニュースでしたが、『難治性皮膚疾患「道化師様魚鱗癬(どうけしようぎょりんせん)」の原因遺伝子を--』という病名を聞いて不快にすらおもいました。医学会にはたくさんの学会が存在しますが、このようなことに対して取組んでいる動きというのはないのでしょうか?情報をお願いいたします。 (2005/07/04)
滋賀県赤十字血液センターの課長(51)が、B型肝炎の感染の抗体が出ているのに別人装い6回の献血!
「どうして?」という疑問と、体制にも不安が。  他の方の意見も聞きたいので詳しくは、ブログ (2005/07/04)
道立羽幌病院(羽幌町)が、7月4日より移転オープンいたしました。新規にMRIやマンモグラフィ、遠隔医療システム(眼科)も導入され、留萌地域の医療をカバーしていきます。 (2005/07/04)
稲積記念病院(手稲区)が、7月1日よりカレスサッポロに引き継がれ、名称も稲積公園病院から変更され設備も更新充実され再スタートされました。外来専用の稲積記念クリニックと共に肝臓病治療と消化器全般の治療を行っていきます。 (2005/07/01)
幌南病院(豊平区)が、7月4日よりの新病院一部稼動に伴い、64列マルチスライスCT装置、リニアック(直線粒子加速装置 高エネルギーX線を 発生し悪性腫瘍などの細胞を破壊し、治療します)を新に導入いたしました。    施設/設備1  (2005/07/01)
北海道理学療法士学会では全道のリハビリ施設の情報をまとめた、「PTマップ」をHPに公開しています。会員が勤務している医療機関などのリハビリの特色など詳細に情報の発信をしています。こういった情報はなかなか一般の人たちには手に入り難い情報なのですが、ほんとうに有意義な発信だと思います。     関連機関   (2005/07/01)
アロマセラピー療法が、医療の世界でも広がりを見せています。当サイトでもご紹介しているアロマ de` ナチュール[(有)いこいサービス]は、アロマセラピーを医療従事者の方たちにより知っていただくための研修を行っていますが、精神科のカウンセリングや産婦人科でのリラックスのため、整形外科での痛みを和らげる療法のひとつとしてなど色々な分野で取り入れられ始めています。保険診療の対象となっていないため、医療機関のサービスや一つの試み、患者さんの自己負担などとなっていますが、『やさしい癒し』『ストレスの緩和』に効果を発揮していることは確かなようです。  医師/環境 1   (2005/06/30)
PET
 
陽電子放出型断層撮影
道内のPET現状
道内では現在5施設でPETが稼動しており、更に3施設での稼動・導入が予定されています。保険の適用・適用外などの条件はありますが、従来のCTなどでは発見しにくかった症例にも大きな威力を発揮しているのは間違いないようです。最近開発されたPET-CTにより更に正確な診断ができるようになってきています。今後、道内の医療機関でも導入施設が更に増えていくものと期待されます。    施設/設備1  (2005/06/30)
内視鏡検査も、もう苦しくない!鼻から入れる内視鏡、経鼻内視鏡の検査可能施設が道内にも続々誕生してきています。
北浜胃腸科・内科(西区)
が、追加登録されました。
  医師/環境 1   (2005/06/29)
国際モダンホスピタルショウが7月13・14・15日に東京ビッグサイトにて開かれます。今年は、救急救命医療や医療における個人情報保護法への対応などについての講演・出品などが見られます。   (2005/06/27)
高気圧酸素治療が、新しいスポーツ外来の分野でも活用!
従来、低酸素性脳機能障害や急性一酸化炭素中毒などの治療に使われてきた高気圧酸素治療が北海道大学医学部付属病院のスポーツ外傷治療の外来コースに設けられました。再生細胞の活性化や滅菌効果に有効ということです。かつては、非常に大型の施設まで設けられ行われていた時期もありましたが、高気圧の酸素を使用するために火災などの事故が起きたために管理の大変さもあって一部の治療のみに衰退?していましたが、その有効性から再度の見直しがおきているようです。  
さらに詳細な情報を現在作成中です    (2005/06/27)
財団法人日本医療評価機構の5月30日新規認定道内分!
道内認定状況の5月30日最新は、東苗穂病院(東区)が複合で新規取得されています。  (2005/06/27)
2002年12月に国立函館病院が、道内で初めて女性医師が専門に対応する「女性専用外来」を開設したのをはじめ、現在では、札幌医科大学医学部付属病院旭川医科大学(旭川)市立札幌病院(中央区)などたくさんの医療機関で女性と男性の性差に基づいた「性差医療」が必要とされるのに答えて「女性専用外来」が増えてきました。恥ずかしさから二の足を踏み、早期発見のタイミングを逃さないためにもきちんとした状況の公開は必要なことですね。もちろん、単に「女性専用外来」を開いただけということではなく、信頼できる技量とサポート体制が大前提なのは言うまでも無いことです。 
 女医さんがいる医師/環境2  (2005/06/22)
内視鏡検査も、もう苦しくない!鼻から入れる内視鏡、経鼻内視鏡の検査可能施設が道内にも続々誕生してきています。  医師/環境 1   (2005/06/21)
昨日、某TV番組で「先端技術」ということで注射器の先の針の部分のカットが、現在はすべて2段階になっており、より痛くないように皮膚を貫くためになっているという紹介がありました。「へえ〜、へえ〜(番組名が!)」針を細くすると流量の問題が。テルモさんが、少し前に「痛くない先細注射針を共同開発」という記事があったのを思い出しました。根本より先端が細いテーバー形状にすることによって、注射時の痛みを軽減できるということで注入抵抗を抑え一日に何度も患者自身が注射するインスリン自己注射療法にのために開発されたそうです。色々なところに最先端の技術が取り入れられているのですね。 (2005/06/16)
札幌医科大学医学部付属病院(中央区)でもコイン式ネット端末の設置がされたようで、少しずつでもこういった環境が整ってくるのは、歓迎すべきことです。しかし、使用料金が100円で12分間とは---。端末も一昔前と違って随分安価になり、接続環境も常時接続がほぼあたりまえという時代にインターネットカフェ並みの料金設定はなんで?確かに、占有されてたくさんの人の利用ができなくなるという問題はでてくるかもしれませんが、それだけ需要があるのであれば別の解決策も考えられるのでは?料金で制限するのでは「本末転倒」ではと  医師/環境 1 (2005/06/13)
札幌厚生病院循環器科が『メールや掲示板での医療相談を受けている医療機関』に追加登録されました。厚生連ということでホームページが統一化されてしまったために、分かり難いのですが、循環器科をクリックすると膨大な情報の循環器科ホームページが別のドメインで立ち上がり、その中にメール・掲示板による相談コーナーがあります。副院長で循環器の神田先生がお応えしてくれています。(内容が豊富なせいか、現在のサーバーでは対応がきつくなっているようでレスポンスが---)神田先生は、院内のWEB管理もされておられ、以前にも紹介いたしましたが、外来に2セット、病棟にも1セット無料でインターネットが出来る端末が設置されています。   (2005/06/08)
二子山親方(元大関貴ノ花)が享年55という若さでがんとの闘病の末亡くなられたことは大きなショックを受けました。人類の「ガン」との闘いは、まだまだ続くのでしょうか?せめて、現在できる早期発見・早期治療で対応していかなければと。そんな中、またしても「本末転倒」か仕方が無いのかよくわからないような出来事が???
乳がん検診で乳房X線撮影(マンモグラフィー)の画像を分析する読影医の認定について、実施団体NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(精中委)が昨年評価基準を上げたところ、合格率がこれまで受験者の約65%がB以上に合格していたのが、約35%に急減、厚労省や関連学会が基準の再考を促し1年で基準を元に戻していた。厚労省は2年以内にマンモグラフィー検診の受診率を30%から50%に上げる計画だが、全国の自治体からは「読影医が足りない」とされ、とりあえず「読影医が足りず検診が受けられなければ意味がない」として基準を下げたようだが、それによって「がん」を見逃す専門医が増えるのはかえってマイナスだと素人目にも思うのですが、一体どういうことでしょうか?
(2005/06/06)
道内の大学病院での現状 (2005/06/06)
北海道大学医学部付属病院
---1階アメニティホールと家族控え室、病棟デイルーム、個室(許可制)
札幌医科大学医学部付属病院---外来棟、病棟指定エリア
旭川医科大学---エントランスホールや外来部門廊下、病棟の特定場所に限り昨年から使用を認めています。


患者が医療機関を選ぶ際に有力な情報源の一つとなっているホームページですが、残念ながらその内容は必ずしも正確ではないケースがあります。心臓手術を受けた患者が死亡したのに「死亡例はゼロ」と記載した東京医大病院のケースなど。(著名な大学病院だというのに---)こうした中で、ホームページを第三者機関のNPO法人「日本技術者連盟」内に設置された「医療健康情報認証機構」が評価する試みがスタートしました。

厚生労働省は、患者が病院や診療所を選ぶ際の参考になるような情報をインターネットなどで一括公表する制度を創設する方針を決めました。情報の内容は、今後検討に入っていきますが病気の治癒率や術後生存率といった治療実績なども評価できる方法で進めていくようです。今後、厚生労働省としては積極的な情報提供を医療機関の努力義務として医療法に盛り込んでいく方針のようです。当サイトでの道内のホームページ開設状況も参考にしてください。
 医療関連情報 ランキングサイト   (2005/05/31)
留萌市立病院で会計担当の派遣職員が医療費1400万円あまりを着服
留萌市立病院によると医療事務を委託していた会社の会計業務担当の女性派遣職員が、会計責任者の立場を利用して患者が支払った医療費を入金せず着服していたと言うことです。2001年から今までで総額1400万円あまりにのぼり被害額は会社によって既に全額弁済されているとはいえ、これほど巨額な金額がチェックできずに患者さんからの問い合わせで判明したとは明らかに仕組みに問題があるのではないですか??? (2005/05/30)
形成外科メモリアル病院でで結核集団感染 3人発病、1人死亡
札幌市保健福祉局は、市内北区の形成外科メモリアル病院に入院していた3人の男性が肺結核に感染して発病し、うち1人が死亡した、と発表しました。また、病院職員ら16人に感染の疑いがあることが分かり、発病を防止する治療を受けているといいます。結核菌は約2か月の潜伏期間があるため、保健所は、この病院での感染状況を見ながら、検診対象を広げることを検討しているといいます。結核患者が出たのが分かったのは今年3月、その後市内の結核専門病床に転院して治療を受けたが、60代男性は3月下旬に肺結核で死亡し、40代の男性は現在も治療中だが、病状は安定しているという。  (2005/05/30)
池田町立病院の「療養型」指定取り消し
池田町立病院が2000年4月に介護療養型医療施設の指定を受けた際、虚偽の医師数の申請をし指定を受けていたとして、介護療養型医療施設の指定が取り消されることになった。  (2005/05/30)
東京女子医大で国産初の体内植え込み型補助人工心臓(エバハート)手術を実施
ポンプを体内に留置する植え込み型補助人工心臓は、輸入品が使われているのですが、体格が小さい日本人には合いにくく特に小柄な女性には向かないものだったそうです。言われてみれば、その通りで日本人の得意とする小型化と精密さの分野だったはずなのに----とおもいますね。人工心臓が必要な患者は国内で年間2000〜3000人発生するともいわれており、依然として移植を受けるには国内ではチャンスが低く、海外での方法が少ない手段のひとつという現状では、子どもへの応用も期待できる小ささという点からもで大きな期待がされます。その間にも再生医療による研究が一層すすむことを期待します。  (2005/05/30)
『医療図書の閲覧やインターネット端末の利用が可能なのは?』U
患者や家族のために、医療に関する図書館に相談員もいて、病気や治療を十分理解して医療を受けいられるようにということで『医療図書閲覧コーナー』や『インターネット端末利用コーナー』などの整備を行う医療機関が更に増えています。インフォームドコンセントなどの動きに伴い、患者さん自身ももっと自分の病気や治療について理解を深めていただき、患者自身が自分の病気のことを知り、自分で判断し積極的に一緒になって「医療」に取り組んでいただこうということでこのような環境整備も増えてきているようです。「患者が医療を選ぶ」時代になりつつあるといわれますが、患者さんに病気の知識がなければ、選ぶこともできませんものね。
 『医療図書閲覧コーナー』や『インターネット端末利用コーナー』  (2005/5/24)
「ボランティア」について
最近、いい話題をあまり耳にする機会が無く、どちらかというとイヤなニュースが多かったので「ボランティア」についてとりあげてみます。最近は、病院でも多くのボランティアの方たちの姿を見かける機会が多くなりました。しかし、アメリカなどボランティア先進国と比較してもまだ遠く及ばないそうです。ボランティアが実施され始めた頃は、「かえって、仕事の邪魔になる」とか「仕事がとられる」とか「素人がいると危険」などと言われる事も多かったそうです。しかし、事前の教育・指導体制の整備や意識改革などから、今では貴重な戦力になっています。ボランティア活動が活発にイキイキと実施されている病院にはやさしさとひたむきな前向きさが強く感じられるような気がします。最近の大きな病院ほどIT化や個人情報保護法の実施などでかえって、冷たさを感じてしまいがちですがそんな時にこそ「人」を感じる「やさしい医療の仕組み」が必要なのではないでしょうか? (2005/5/23)
道立寿都病院の移管に伴い、医療法人カレスアライアンスからの医療スタッフ派遣を受け、寿都町立寿都診療所が四月から診療をスタートしています。  (2005/05/20)

藤田病院の介護報酬詐欺事件について高橋知事がコメント
名義貸しが多発した道内のこうした事件の背景には、過疎地域を抱える北海道の医師不足が背景にあるとして「医師の配置基準を全国一律で決めるというのはナンセンス。医師配置の権限を道知事に下ろして欲しいと国に呼びかけていく」とコメントしました。

(医療法では)
昭和23年につくられた医療法では、医師の定員に関しては、病床数に関係なく同じ計算式が適用されます。外来患者についても、入院患者についてもその内容は関係ありません。外来患者数40名につき一人の医師が必要とされます。入院患者さんは、一般病床ではは16名に1名が必要とされ、療養型病床慢性では48名に1人の医師と緩和はされましたが、一般病床の患者さんについては考慮されていません。年に1回の病院検査で、医師の定員が100%確保されていなければ、改善計画を提出させられます。慢性であまり状態の変化が急でない外来患者さんを診ても、診察に時間がかかる重傷度の高い患者さんを診ていても同じく外来患者さん40人に1人の医師が必要であると医療法に決められています。この医療法が制定された昭和23年当時と現在とは大きな社会環境の変化がおきているのに、法律が対応していないための弊害が要因となっていると思います。臨床研修制度の見直しやプライマリケア医の妖精強化、各医療機関の連携強化など色々な施策も打ち出されスタートしてきていますが、根本的なこうした部分も見直す必要があるのではないでしょうか。
  (2005/05/10)
北海道警は、医師数水増しし2億円詐取で容疑の元院長ら逮捕
医師の数を水増しし、約2億2000万円の介護報酬をだまし取ったとして、網走市の旧医療法人社団北真会藤田病院(02年3月に廃院)の元院長藤田正光容疑者と妻で同病院薬局長だった真智子容疑者ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。藤田元院長らは、勤務実態のない医師や看護師の名義を借りて(医師に対し月20万円、看護師には月3万円の報酬を支払っていた)指定介護療養型医療施設の指定を受け介護報酬を請求し、合わせて約2億2000万円を不正に受け取っていた。  (2005/05/10)

財団法人日本医療評価機構の道内認定病院が80医療機関となり12.7%を突破!
医療不信を背景に、患者さんの病院選びの判断の一つとして、国内唯一の第三者評価機関財団法人日本医療評価機構の認定が『あたりまえ』になってきています。なんと、道内の認定医療機関も80に登っています。以前のような意味合いではなく、必要最低限の安全と質を保証するというようになってきたようにも思えますね。  道内の認定病院  (2005/05/06)

2005-1上期